子宮頸がん予防接種費用補助
子宮頸がんは、20歳代から30歳代に増加しており、発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することでかかる病気で、子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、患者の約6割の方から見つかる2つの型(HPV16・18型)のウイルスの感染を予防できるといわれています。
なお、接種を希望される場合は、必ず子宮頸がん予防ワクチンの効果や接種後の副反応などについて医師からの説明を受け、十分に理解した上で接種してください。
子宮頸がん予防ワクチン接種後も、定期的に「子宮頸がん検診」は受診しましょう。
ワクチンの種類
子宮頸がん予防ワクチンには、「サーバリックス」と「ガーダシル」、「シルガード9」の3種類がありますが、いずれも同じワクチンを3回接種することになり、子宮頸がん患者の約6割から見つかる16・18型の高リスク型のヒトパピローマウイルスの感染を防ぐと言われています。
サーバリックス
標準的な接種は、1回目の接種を受けた1ヵ月後に2回目を、6ヵ月後に3回目の接種を受けます。
ガーダシル
標準的な接種は、1回目の接種を受けた2ヵ月後に2回目を、6ヵ月後に3回目の接種を受けます。
シルガード9
- 1回目の接種を15才までに受ける場合、1回目の接種後、5ヵ月後以上あけた後に2回目の接種を受けます。5ヵ月後未満である場合、3回目の接種が必要になります。
- 1回目の接種を15才になってから受ける場合、1回目の接種後、2ヵ月後以上あけた後に2回目、6ヵ月後以上あけた後に3回目の接種を受けます。
いずれの場合も、1年以内に規定回数の接種を終えることが望ましいとされています。
医師の判断で、推奨されているワクチン以外で接種される場合
当組合までご一報ください。
対象者
接種時、満10歳以上の被保険者及び被扶養者(当組合の健康保険証が発行されている方)
補助内容
子宮頸がん予防ワクチン接種費用の補助(公費負担がある場合は、その額を除く)
ワクチンの種類はどちらでも選択可能です。
補助額
ワクチン接種は6ケ月間に3回行うことになりますが、おひとり3回分合計15,000円を補助
ポイント消化はありません。
申請方法
最寄りの医療機関にて接種し、窓口にて全額支払いをし、後日、補助金請求をしてください。
3回分の接種費用をまとめてご請求ください。
各種補助金請求書 | 書類 | 書類 | 記入見本 |
領収書原本(接種者名及び予防接種名が明記されているもの) | |||
書類提出上の注意
|
補助金の支給
- 当月20日までに到着した分を、当月末に給与口座に振り込みます。
※給与明細には掲載されません。 - 任意継続被保険者の方は、指定口座に振り込みます。